でっかいスプーンと小さなスプーン
皆さんと一緒に北九州教会で昼食を食べたとき、私は罠にはまりました。教会に入ると「ボード先生、あなたの席はここですよ。」と言われました。空いている席が多かったので、私は「なぜ、ここに座らなければならないのでしょうか。」と不思議に思いながら、自分のために用意された席に座りました。
座ってみると、私は自分の皿の横にでっかいスプーンが置いてあることに気がつきました。私がそれを持ち上げて「コレは何ですか。」と聞いたら、私を見ていた教会の婦人達は一斉に笑いました。私は怒ったふりをして「何を笑っているの?」と聞きました。
「ボード先生。そのスプーンをよこしてください。他のスプーンを持ってきてあげます。」と言われたけど、それも罠でした。今度持ってきたスプーンは赤ちゃん用の小さなスプーンでした。婦人達はまた笑いました。私はまた怒ったふりをしました。
後で、私をからかうために北九州教会の姉妹達が用意したでっかいスプーンと小さなスプーンを考えたとき、私は主の祝福と私たちの献げものとを見ることができました。
私たちは、第1コリント16-2に書いてある通り「週の初めの日に、収入に応じて献金を持ってきて、喜んで主に献げます」第2コリント9-7によると「主はそうする人々を愛して下さいます」また、マラキ3-10によると「主は天の窓を開き、溢れるばかりの祝福を私たちに注いで下さいます」
私たちは、赤ちゃん用の小さなスプーンを持って主に献げるかも知れませんが、主はでっかいスプーンを持って私たちを祝福して下さいます。「神はあなたがたを、常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれるものにするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることの出来る方です。」第2コリント9-8
あなたは、今日、天国に行きませんよ!!
私はいろんな病気にかかっているから、毎月2つの病院(泌尿器科と内科)で検査を受けなければなりません。内科の先生は長年の知り合いですから、私が彼の病院に行くと私達はいつも冗談を言い合っています。
先日行った時、私の血圧を調べてから、先生は笑いながら「あなたは、今日、天国に行きませんよ!」と言いました。彼はずっと私の病気を治療して下さっているから、私は彼に答えました。「私は、先生が天国に行く日と同じ日に行きたいよ!」そう言うと、先生も看護師達も笑いました。
後で私は先生の言葉を考えていました。「私は、今日、天国に行きませんよ!」確かに、今の健康状態は、すぐ天国に行く状態ではありませんが、本当は、私が今日、天国に行くか行かないか決める方は医者ではないし、私でもありません。
聖書によると、「神は私たちの息を御自分の手に握っておられます」ダニエル5-23、使徒の働き17-28はこの真実をもっと明確な言葉で述べています。「私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです」やはり、よく言われている様に、人間は生きているものではなくて、神に生かされているものです。
私は、人間を長生きさせようとしている医者達の努力を誉めます。また、感謝します。なぜなら5年前に死ぬべきであった私は、数人の医者のお陰で助かったからです。しかし、人間の息を握っておられる神が私達に生きる祝福と動く自由と存在する権利を与えて下さる方です。
医者が「あなたは、今日、天国に行きませんよ!」と言っても、本当は分かりません。私達がこの世を去る日を知っている人間は1人もいません。その時を知っておられるのは神様だけです。
だから、私たちは詩篇90-12に書いてあるダビデの祈り、「それゆえ、私たちに自分の日を正しく数えることを教えて下さい。そして私たちに知恵の心を得させてください」と同じ祈りをして、今日、天国に行ってもよい生き方を目指すべきです。
BLACK ICEの恐怖
アメリカのケンタッキー州の狭い道を走っていた時、私の車の前のトラックはとてもゆっくり走行していました。速度制限は80㎞だったのに、トラックは35㎞位で走っていたので、早く目的地に着きたい私は段々とイライラしてきました。2~3回トラックを追い越そうとしましたが、対向車が走って来たので、しばらく私は遅いトラックの後ろについて走行しました。
トラックを追い越そうとする度に、トラックの運転手はテールランプを幾度も幾度も照らしました。その行動も私をイライラさせたから、やっとトラックを追い越すチャンスがあったので、私はアクセルを強く踏みました。次の瞬間、あたかもジェットコースターに乗っている様な気分でした。車は道路の中央で2~3回、スピンした後、車の後部から道端の深い溝に入ってしまいました。私も車も無事でしたが、溝から出るには、レッカー車を呼ばなければなりませんでした。
後で私は事故の原因が分かりました。道は目で見えない“black ice”に覆われていたから、私がスピードを上げた時、車はその“black ice”の上でスピンしながら溝に滑り落ちました。
後で私が分かった事はもう一つありました。トラックの運転手がテールランプを照らした時、彼はワタシに“black ice”の危険に付いて警告しょうとしていました。
人生の道を歩んで入る私たちは、“black ice”の様な危険な経験に向かって一時間に、主は様々な方法で私達に警告を与えて下さいます。 牧師の説教や生活の出来事や聖書を通して警告を受けた時、主の警告に聞き従う事は非常に大切です。
創世記6-22に、ノアがまだ見ていない事がらについて神から警告を受けた時、彼は「すべて神が命じられたとおりにし、そのように行った」と書いてあります。私達も、人生の道の途中で溝に滑り落ちる事がない様に、心を込めて主の警告を聞き入れましょう。
※BLACK ICE(見た目には凍ってないように見えるのに少しの蒸気が道路の表面で凍っている状態)
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