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ゴミ25,00,000トン! 

震災ごみ 3月の地震と津波はゴミの山を残しました。宮城県に16,000,000tと岩手県に6,000,000tと福島県に2,900,000tのゴミがあります。車と船はこの総額に含まれてません。ゴミの総合計は、なんと25,000,000tになると言われています。

1995年に阪神大震災が起こった時は、14,500,000tのゴミが残されました。そのゴミを処理するのに3年かかりました。東北のゴミは阪神のゴミの1.7倍です。さらに2つの問題の故に東北のゴミ処理は難しくなりました。まず多くの焼却炉にかなりの被害があったので、まだ稼働できません。その上、放射線によって汚染されているゴミも沢山あります。処理はとても危険な仕事になります。

聖書はクリスチャンにも処理すべきゴミがあると教えています。
「あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣人に対して真実を語りなさい。」エペソ人への手紙4:25

「無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。」エペソ人への手紙4:31

「怒り、憤り、悪意、そしり、あなたがたの口から出る恥ずべきことばを、捨ててしまいなさい。」コロサイ人への手紙3:8

「すべての汚れやあふれる悪を捨て去り、心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。」ヤコブの手紙1:21

「すべてのごまかし、いろいろな偽善やねたみ、すべての悪口を捨てて、生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。」
第1ペテロ2:1-2
この箇所に「捨てる」と翻訳されているギリシャ語の意味は燃えている服をなるべく早く脱ぎ捨てる事だそうです。

クリスチャンの処理すべきゴミの種類は14もあります。今、私達の信仰生活に、この14種類のゴミの一つでもあれば、さっそく処理しましょう。

戻ってきた桜 

さくら 北九州市八幡西区鷹見台の桜の木がとても大きくなりました。満開の時、道の天蓋になりました。多くの人々はその桜のトンネルを通ために鷹見台に来ました。

しかし、桜の木の根っこは、鷹見台に住んでいる多くの年配の方々にとって危険な物となりました。その根っこに躓いて怪我をする人がだんだん増えました。数年前に北九州市は桜の木を全部掘り出して新しい桜の木を植えました。この数年間、鷹見台の春は桜のない寂しい春でした。しかし今年、桜は鷹見台に見事に戻ってきました。新しい桜の木は徐々に大きくなり、鷹見台に住んでいる私たちは再び桜の美しさを喜んでいます。

残念な事は一つだけです。桜は咲いても一週間、長くて10日位で、散って道端に落ちてしまいます。雨や強い風があれば、桜の命はもっと短くなります。「月に叢雲 花に風」

聖書は人間の命を桜の様な花に例えています。「人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。」第1ペテロ1:24
日本の諺の通りです。「世の中は 三日見ぬ間の 桜かな」

つかの間の命を考えて失望に沈む人もいますが、イエス・キリストを信信じる人の希望は違います。なぜなら、キリストは十字架の上で私達の罪のために死なれ、そして葬られ、3日目によみがえられたからです。クリスチャンは命のない偶像や死んだ人間にではなく、生きておられる救い主に望みを置いています。第1ペテロ1:3に書いてある通りです。「神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。」

いつか私達も桜の様に散るけど、イエス・キリストを信じる者は死を恐れません。なぜならキリストは「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」と約束して下さったからです。
(ヨハネの福音書11:25)

残された指輪 

愛の指輪 3月11日に大地震が起こった時、大原枝里子さんはリオちゃん(2歳)とリアちゃん(5ヶ月)を車に乗せて避難所に向かって行きました。途中で御主人の良成さんから電話がありました。「大丈夫か?電話はすぐ切れるかもしれない!」御主人に言いたい事が沢山あったのに、枝里子さんは自分の気持ちを伝える事ができませんでした。電話は切れてしまいました。その会話は2人の最後の会話となりました。

枝里子さんは奇跡的に津波から助かったけど、気仙沼市内で配達の仕事をしていた良成さんは助かりませんでした。6日後に彼の死亡が確認されました。次の日に枝里子さんは臨時遺体安置所に行きました。御主人の姿を見た時、涙があふれ出ました。キスをしながら、「愛してるよ」と言いました。

枝里子さんは時々御主人を非難しました。「たまには指輪とか欲しいけど、パパはプレゼントくれる人じゃないもんね」
会社から御主人の遺品をもらった時、彼女は指輪を見つけました。彼女はバレンタインの日にチョコレートをプレゼントしたから、彼はホワイトデーに指輪のプレゼントを用意していました。その指輪は御主人の愛の最後のしるしとなりました。

御主人、あなたは奥さんに自分の愛のしるしとして何を残しますか。明日、奥さんに愛を伝える機会がないかも知れません。だから、今日中に言葉や行動や品物を通して愛を伝えましょう。

奥さん、あなたは御主人に自分の愛のしるしとして何を残しますか。明日、御主人に「愛している」と伝える時、彼はもう、いないかも知れません。だから、今日中に言葉や行動や品物を通して愛を伝えましょう。

親達、あなたは子供に自分の愛のしるしとして何を残しますか?。

クリスチャン達、あなたは主に自分の愛のしるしとして何を残しますか?。

「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。」 第1コリント13-13

2011年3月20日…読売新聞のニュースサイト、ヨミウリ・オンラインのページです。

www.yomiuri.co.jp/national/news/20110319-OYT1T00925.htm


愛 犬 バ ブ 

愛犬バブ 赤沼タミさんは愛犬バブと一緒に岩手県の宮古市に住んでいた83歳の夫人です。
3月11日に赤沼さんは居間でくつろいでいましたが、地震に襲われました。蛍光灯が消えると、12歳の愛犬バブは「クン・クン…」と鳴きながら、部屋の中をせわしなく走り回り始めました。まだバブの散歩の時間ではなかったけど、赤沼さんはバブにリードをつけて外に出ました。

外に行くと、バブは散歩のいつもの方向と反対側ある丘の方へぐんぐん引っ張って行きました。赤沼さんの歩き方が遅くなる度に、バブは前で彼女に「急いで!急いで!」と言っているように後を見ました。リードを強く引っ張りながら、バブは彼女を丘の上の安全な避難所に導きました。丘の上でやっと休む事ができた赤沼さんは後を見た時、自分の目が信じられませんでした。彼女の家もバブと一緒に歩いた道の大部分も津波に押し流されていました。バブは赤沼さんの救い主となりました。

聖書によると、赤沼さんの家を滅ぼした津波よりも恐ろしい津波が決ます。神様のさばきの津波です。多くの箇所の中で聖書は私達にこのさばきを警告しています。ヘブル人への手紙9:27「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっています」と書いてあります。

使徒の働き17:31「神は、義をもってこの世界をさばくため、日を決めておられます。」と述べています。また、ローマ人への手紙2:16によると、神が人々の隠れたことをさばかれる日が来ます。

しかし、赤沼さんを津波から救って下さる救い主がいたように、私達を神様のさばきの津波から救って下さる救い主がおられます。イエス・キリストです。
キリストは十字架の上で私達の代わりに罪の罰を受けて下さいました。ですから、ヨハネの福音書5:24にキリストは言われました。「わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。」

もし、赤沼さんはバブの警告を無視したならば、津波から逃がれる事が出来なかったでしょう。同じように、ヘブル人への手紙2:3に書いてある通りに、「私たちがこんなにすばらしい救いをないがしろにしたばあい、どうしてのがれることができましょう。」

愛犬バブに救れた赤沼タミさん(動画)
photozou.jp/photo/show/1553081/73646032

壊された壁 

釜石防波堤 2009年に岩手県の釜石港湾口防波堤が完成しました。
防波堤の厚さは20mで、長さは2㎞です。防波堤の土台の大きさは700万㎥です。東京ドームの大きさの63倍です。防波堤の深さは63mですから、ギネスブックに世界で最も深い防波堤として認められました。
防波堤はマグニチュード8.5の地震と津波に耐えるように造られました。
3月11日にマグニチュード9.0の地震があった時、防波堤は津波に壊されました。早稲田大学の海岸工学教授の計算によると、防波堤を壊した津波の勢いは1,000㎞で飛んでいるジャンボジェット機250機分の勢いだったそうです。防波堤の800mの部分は壊されました。残った部分は崩れかかっています。

確かに、釜石湾に造った防波堤は大きな壁でしたが、それよりもっと深い、もっと大きい、もっと長い、もっと厚い壁があります。それは神様と人間の間にある壁です。人間が神様の戒めに反抗して罪を犯した時、聖なる神様と罪深い人間の間に壁ができてしまいました。

この罪の壁のゆえに、私達は次のような者になりました。
1.望みのない者。 2.神様に近づく事ができない者。 3.神様に敵意をいだく者。 4.平和のない者。(エペソ人への手紙 2-12~18)

しかし、この罪の壁よりも、もっと深い、もっと大きい、もっと長い、もっと厚い物がありました。神様の愛です。私達を愛しておられる神さまはこの壁を壊す救い主を遣わして下さいました。十字架の上でイエス・キリストは私達の罪を御自分の身に背負って、私達のために死んで下さいました。
「あなたがたは、キリストの血によって近い者とされました。キリストは隔ての壁を打ち壊し、ご自分の肉において敵意を廃棄されました。」エペソ人への手紙2-13~15

釜石湾の防波堤を壊した津波は多くの方々に死をもたらしました。罪の壁を壊してキリストはもっと多くの人々に永遠の命をもたらしました。

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