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バプテスマによる殺人 

牧師がしなければならない仕事の中で、私がどうしても上手に出来ない事があります。
キリストを信じた人にバプテスマを授ける事です。
なぜだか分かりませんが、私はバプテスマ式をスムースに行う事が出来ません。
先日のバプテスマ式もそうでした。一人の兄弟にバプテスマを授けようとした時、私の手が彼の顔から首にすべりました。

バプテスマ 後で、バプテスマ式の写真を見た時、みんな笑いました。
目をつぶっている兄弟の首に私の手がかかっていました。まるで、私が兄弟を絞め殺そうとしている様でありました。
私はその写真に「バプテスマによる殺人」と言うタイトルをつけて、冗談を兄弟に言いました。
「私はあなたを直ぐ天国に行かせてあげるつもりでした」

皆さんは、私が言った冗談を真面目に考えた事がありますか。
それは、私達がイエス様を信じてから、さっそく天国に行く事が出来たらと言う事です。それが出来たら、私たちは信仰生活に伴う全ての試練と困難を避ける事ができます。

もちろん、これは神様の計画ではありません。
神様の計画はローマ人への手紙6:4に説明されています。
「私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、いのちにあって新しい歩みをするためです」

もし私達が、キリストを信じてからすぐ天国に行ったら、まだキリストを信じていない方々に福音を伝える人が残りません。
神様は私達に、この世に残って、新しい歩みをする事によって、御自分の証人になる事を望んでおられます。

人々が私達の新しい生き方を見て、私達の新しい話し方を聞き、私達の新しい考え方に気付く時、私達は彼等に自分達を新しくして下さった神様を紹介する事が出来ます。 

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