イ ヤ な 音
午前7時ごろでした。早く病院にいって名前を書かないと、薬を取りに行く時、長く待つことになるから、私は車にのって急いで車庫からバックしました。次の瞬間にイヤな音が聞こえました。今まで何回か聞いた音、つまり車のフェンダーが塀をこする音でした。
うちの車庫は狭いし、両側にコンクリートブロックの塀があります。今まで車が塀をこすることは幾度もありました。しかし、今度車が塀をこする音は今までのどの時よりもイヤな音でした。なぜなら、車は私が16日前に買ったばかりの車だったからです。中古車でしたが、買った時に傷は一つもなかったのですから、私は泣きたいほど困っていました。
後で修理を三つの整備工場で見積もってもらったら、一番安い所は4万円でした。今まで車の傷の修理に使ったお金を取り戻すことができたら、おそらく私はお金持ちになるでしょう。
車が車庫の塀をこする度に、原因はいつも同じです。私が あわただしい出入りをするからです。車庫に入る時も出る時も、車の両側をよく見ながら、ゆっくり行ったら、車に傷を付けることがないでしょう。
多くの場合、私たちの心につく傷の原因も同じです。すなわち、私たちの歩みがあわただしい歩みになればなるほど油断する可能性がたくさんあります。
箴言21-5に「すべてあわてる者は欠損を招くだけだ」と書いてあります。
私たちの心に心配をかける報告を聞く時、気をつけないと、私たちの最初の傾向は四方八方に走り回ることになるかもしれません。英語のことわざに「頭が切り落とされた鶏のように走り回る」という表現があります。頭が切り落とされた鶏はすぐ死なないでしばらく四方八方に走り回ります。その姿は何かの不幸にあった多くの人々の姿を現しています。
しかし、主イエスを信じている人は人生の出来事に反応する時、そのようなあわただしい反応をする必要はありません。
なぜなら、聖書の詩篇27-14に「待ち望め。主を。雄々しくあれ。心を強くせよ。待ち望め。主を」と書いてあるからです。英語も聖書に、「心を強くせよ」という言葉の代わりに「主は心を強くしてくださる」と書いてあります。
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