ステファニーちゃんの復讐

日本に来たばかりの宣教師の家族は、住まいが見つかる間、私の家に泊まりました。その家族にステファニーと言う女の子がいました。食事の時に、ステファニーちゃんが、よそ見している隙に、私はマヨネーズの瓶を取って、彼女の腕にマヨネーズを少し付けました。もちろん、ステファニーは驚きました。彼等が家に泊まっている間、私は何回も近くにあるマヨネーズやケチャップやマスタードを彼女の腕に付けました。
数年間、日本で伝道してから、その家族の息子は重い病気になったので、彼等はアメリカに帰らなければなりませんでした。
そして十数年経ちました。ある時、私の家族がアメリカに帰っている間に、私達はステファニーの家族に合いに行きました。彼女の両親と話している時に、突然私は腕に冷たいものを感じました。見たら、腕に大なマヨネーズの山がありました。手にマヨネーズの瓶を持っているステファニーは嬉しそうにニコニコしていました。
人間の生まれつき持っている本能は、自分に対して悪い事をした人や自分について悪い事を言った人に復讐する事です。しかし、イエス・キリストは私達に最も高い生き方の模範を示して下さいました。キリストは、何の罪もなかったのに、彼は十字架につけられました。その様な状況において、ほとんどの人は恨みの言葉を叫ぶに違いありません。しかし、十字架の上で苦しんでおられたキリストの言葉は敵のための祈りでした。
「父よ。彼らをお赦しください。」ルカ23:34
だれかに復讐したくなった時、ルカ6:28に書いてあるキリストの言葉を思い出して下さい。 「あなたをのろう者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい」
同時に、隣人に対して、復讐させる原因になるような行動や言葉に注意しましょう。
「だれも悪をもって悪に報いないように気をつけ、お互いの間で、またすべての人に対して、いつも善を行なうよう務めなさい。」第1テサロニケ5:15
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