愛 犬 バ ブ

3月11日に赤沼さんは居間でくつろいでいましたが、地震に襲われました。蛍光灯が消えると、12歳の愛犬バブは「クン・クン…」と鳴きながら、部屋の中をせわしなく走り回り始めました。まだバブの散歩の時間ではなかったけど、赤沼さんはバブにリードをつけて外に出ました。
外に行くと、バブは散歩のいつもの方向と反対側ある丘の方へぐんぐん引っ張って行きました。赤沼さんの歩き方が遅くなる度に、バブは前で彼女に「急いで!急いで!」と言っているように後を見ました。リードを強く引っ張りながら、バブは彼女を丘の上の安全な避難所に導きました。丘の上でやっと休む事ができた赤沼さんは後を見た時、自分の目が信じられませんでした。彼女の家もバブと一緒に歩いた道の大部分も津波に押し流されていました。バブは赤沼さんの救い主となりました。
聖書によると、赤沼さんの家を滅ぼした津波よりも恐ろしい津波が決ます。神様のさばきの津波です。多くの箇所の中で聖書は私達にこのさばきを警告しています。ヘブル人への手紙9:27に「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっています」と書いてあります。
使徒の働き17:31は「神は、義をもってこの世界をさばくため、日を決めておられます。」と述べています。また、ローマ人への手紙2:16によると、神が人々の隠れたことをさばかれる日が来ます。
しかし、赤沼さんを津波から救って下さる救い主がいたように、私達を神様のさばきの津波から救って下さる救い主がおられます。イエス・キリストです。
キリストは十字架の上で私達の代わりに罪の罰を受けて下さいました。ですから、ヨハネの福音書5:24にキリストは言われました。「わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。」
もし、赤沼さんはバブの警告を無視したならば、津波から逃がれる事が出来なかったでしょう。同じように、ヘブル人への手紙2:3に書いてある通りに、「私たちがこんなにすばらしい救いをないがしろにしたばあい、どうしてのがれることができましょう。」
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