娘を捜しているお母さん

その中に三浦ゆうちゃんと言う3歳の子供がいます。ゆうちゃんの家は津波で押し流されました。
ゆうちゃん、ゆうちゃんのお父さん、おじいさん、おばあさんも流されてしまいました。お父さん、おじいさん、おばあさんの遺体は確認されましたが、ゆうちゃんはまだです。
大震災の日に、ゆうちゃんのお母さん三浦菜緒さんは気仙沼にいました。歌津にある家に帰るのに3日間かかりました。今日まで三浦さんは毎日娘を捜し続けています。三浦さんはゆうちゃんがゴミと一緒に運ばれる事を心配しています。ゴミ処理作業員の方々に注意深くするようにお願いしました。
三浦さんは「娘を見つけるために私は出来るだけの事をしたい」と言いました。ある日、ゆうちゃんを捜している時、三浦さんは近くに飛んでいるメスのかぶと虫を見て、ある事を思い出しました。2歳の時、ゆうちゃんは「大きくなって、私はメスのかぶと虫になりたい」と言った事です。かぶと虫を見て、三浦さんはこの誓いをたてました。「再び、ゆうちゃんに会うまで、私はここから離れません」
この記事を読んだ時、私は娘を捜しているこのお母さんの愛と情熱に感動しました。また、このお母さんの愛は私に罪人を捜しておられるキリストの愛を思い出させました。
聖書のルカの福音書19:10に「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」と書いてあります。「人の子」とはキリストの事です。キリストは、神様から離れて、失われている者になった私達を捜して救うために、天国を出てこの地上に来られました。
「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。」第1テモテへの手紙1:15
娘を捜しているお母さんについての記事を読んだ時、私はこの質問に責められました。「今、私は同じ情熱を持って失われた魂を捜しているだろうか。今、私は魂を見つけるために出来るだけの事をやっているだろうか」クリスチャンの皆さん、このお母さんがたてた誓いと同じ様に誓いをたてようではありませんか。
すなわち「失われた魂を見つける事ができるまで、私はあきらめません」
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