病 院 の は か り
私は2つのことを目的にして病院に行きます。1つは、もちろん検査を受けるためです。もう一つは看護師達を笑わせることです。例えば、私が検査の部屋に呼ばれる時、看護師はもうすでに体重計を出して待っています。部屋に入って体重計を見ると、私はビックリしたふりをして恐い顔をします。そうすれば、看護師は笑います。また、私が看護師に「今日は体重を量る必要はありません。80㎏にしましょう」と言うと、看護師は笑います。
いつも、私の体重を量ってから看護師は親切に「服を着て、靴も履いているから、2㎏引きましょう」と言うと、私は「いや、今日の服と靴は特別に重いんですよ……、5㎏引いて下さい」と応えます。やはり、看護師は笑います。
先日、検査室に入った時、私は大きな声で「この病院では体重割引の日はありますか?」と聞きました。そうしたら、隣の部屋にいた先生の笑い声も聞こえました。しかし、体重計りの上に立つ時、もう笑うことはできません。なぜなら、冗談で看護師たちをごまかしても、体重計をだますことはできません。体重計は必ず事実を表します。
私にとって、本当の体重を表す量りは恐ろしい物ですが、もっと恐ろしいはかりがあります。それは人間のたましいの本当の状態を表す神様のはかりです。
箴言16-2「人は自分の行いがことごとく純粋だと思う。しかし主は人のたましいの値うちをはかられる」と書いてあります。
私たちは演技のうまい人のように周囲の人々をだますことが出来るかもしれませんが、神様の正しいはかりの上に立つ時、私たちのすべての行いも動機もさらけ出されます。
「主は、やみの中に隠れた事も明るみに出し、心のはかりごとも明らかにされます。」Ⅰコリント4-5
ですから、私たちをこの恐ろしい裁きから救うために来られた救い主イエス・キリストを信じて、そして彼にすがって正しい道を歩みましょう。
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