怪 談

8月は、怪談の季節です。
テレビで怖い話しが多く放送されます。また、この時期に映画館で怖い映画がよく上映されます。なぜでしょうか。
まず、8月にお盆があるからです。このお盆は、死んだ人の魂がこの世に帰る時期、この魂の中には人に復讐するために戻って来る怨霊も含まれていると言われています。
折口信夫(おりくちしのぶ・民族学者)の説明によると、怪談は夏の間に行われた歌舞伎に始まりました。
歌舞伎の中に「東海道四谷怪談」のような怖い劇が多かったようです。
聖書は「幽霊」や「この世に帰る魂」についてどの様に教えているでしょうか。
ヨブ記7:9-10aに
「雲が消え去ってしまうように、よみに下る者は、もう上って来ないでしょう。 彼はもう自分の家に帰らない。」
「幽霊」は、日本語の聖書(新改約)に1回だけ出ています。
マタイの福音書14:26とマルコの福音書6:49です。
弟子達は夜中に水の上を歩いておられるイエス様を見て
「あれは幽霊だ」と言いました。
幽霊は本当に存在しているのでしょうか。「幽霊を見た事がある」と証言する人が時々います。
聖書によると
「サタンは光の御使いに変装する事ができます。」
Ⅱコリント人への手紙11:14
人々が見ている幽霊は彼等を欺くために亡くなった人の姿に変装した悪霊である可能性が高い。
幽霊が本当に存在しているかどうかはっきり分からないかも知れません。
しかし、この事は確実です。
キリストを信じている人は幽霊を怖がる必要がありません。
なぜなら、
「あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。」
Ⅰヨハネの手紙4:4
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